プログラム
概要紹介
6月19日(木)
第50回全国大会・第13回学術集会(1日目)
08:45~09:10 |
受付 |
09:10~09:40 |
開会式 |
09:40~09:55 |
休憩 |
09:55~10:40 |
特別講演 |
(テーマ)最近の精神保健福祉の動向
(講師)北島 智子(厚生労働省 社会・援護局 障害保健福祉部 精神・障害保健課 課長) |
投影資料(PDF)※資料公開は終了いたしました(2015/7/16) |
10:40~10:55 |
休憩 |
10:55~11:55 |
基調講演1 |
(テーマ)鼎談/精神保健福祉士の50年~何が出来、何が出来なかったのか~
(講師)
柏木 昭(聖学院大学総合研究所名誉教授・公益社団法人日本精神保健福祉士協会名誉会長)
大野和男(公益社団法人日本精神保健福祉士協会相談役)
柏木一惠(浅香山病院・公益社団法人日本精神保健福祉士協会会長)
黎明期、国家資格化において先駆者は何を目指していたのか再確認し、その達成度を検証します。 |
大野氏投影資料(PDF/813KB)※資料公開は終了いたしました(2015/7/16) |
11:55~12:45 |
お昼休憩 |
12:45~14:15 |
基調講演2 |
(テーマ)シンポジウム/我が国の精神保健医療福祉のMerkmalを求めて
(シンポジスト)
岩崎 香(早稲田大学人間科学学術院准教授)/北欧の実践
木村真理子(日本女子大学人間社会学部教授)/北米の実践
助川征雄(聖学院大学人間福祉学部教授)/英国の実践
田中英樹(早稲田大学人間科学学術院教授)/韓国の実践
(コーディネーター)相川章子(聖学院大学人間福祉学部教授)
諸外国(北欧、北米、英国、韓国)の実践から、今後10年間で我々精神保健福祉士が実現すべき、我が国の精神保健医療福祉の姿を検討します。 |
投影資料(PDF)※資料公開は終了いたしました(2015/7/16) |
14:15~14:30 |
休憩 |
14:30~15:30 |
記念講演 |
(テーマ)谷中輝雄氏の歩み~彼は何を目指していたのか~
(講師)公益社団法人やどかりの里 増田一世
一昨年末急逝された谷中輝雄氏の「やどかりの里」での実践を再確認し、同氏が目指していた精神保健医療福祉の姿を追想したいと思います。 |
15:30~16:00 |
休憩 |
16:00~18:30 |
第2回定時総会 |
18:30~19:00 |
移動 |
19:00~21:00 |
懇親会
(会場)パレスホテル大宮
皆様の交流の場として、おもてなしをいたします。多くの方々のご参加をお待ちしています。 |
6月21日(土)
第50回全国大会・第13回学術集会(2日目)
08:45~09:00 |
受付 |
09:00~11:30 |
分科会1-1 |
地域移行、地域定着に取り組む |
分科会1-2 |
災害支援、そして街づくりへ |
分科会1-3 |
こどもを支える |
分科会1-4 |
医療機関で取り組む |
分科会1-5 |
課題を探り、実践する |
分科会1-6 |
新しい人材を育てる |
11:15~12:30 |
休憩・ポスターセッション |
12:30~14:45 |
分科会2-1 |
地域生活を包括的に支える |
分科会2-2 |
専門性を磨く |
分科会2-3 |
多様な実践 |
分科会2-4 |
当事者、家族を支える |
分科会2-5 |
多領域での課題に取り組む |
分科会2-6 |
暮らす、働くを支える |
13:00~14:45 |
市民公開講座 |
[市民公開講座(本協会50周年記念イベント・(公社)埼玉県精神保健福祉協会平成26年度第1回こころの健康講座)共催:公益社団法人埼玉県精神保健福祉協会]
(テーマ)心の力~何が生きる力になるのか~
(講師)姜 尚中(聖学院大学全学教授・次期学長)
講師の姜尚中先生は現在聖学院大学全学教授、4月から同大学学長に就任されます。テレビ・新聞・雑誌などで幅広く活躍されており、主な著書に「悩む力」があります。今回先生には、著書の中で述べておられる「生きる力になるものは個人の内面の充足」についてお話しいただく予定としております。
事前申込み不要、参加費無料でご参加いただけます |
10:00~16:00 |
野外出展イベント
主に県内の様々な事業所等が出店予定です。ぜひお立ち寄りください。 |
14:45~15:15 |
休憩・移動 |
15:15~16:00 |
大会報告 |
投影資料(PDF/859KB)※資料公開は終了いたしました(2015/7/16) |
16:00~ |
閉会式 |
各プログラム紹介
プレ企画・教育研修講座
第2回定期総会
【時間】16:00~18:30
総会は、構成員が協会の運営に関して自身の意思を伝えることができる大切な機会です。6月20日に埼玉へお越しになっている構成員は、必ずご出席ください。
「総会受付」は休憩時間に複数回行う予定です。詳細は当日、本部事務局よりご案内いたします。
なお、2014年度ご入会の方には、本総会議決権はありません。参加形態は「傍聴」となりますことをご承知おきください。 |
プレ企画1 オープン・ダイアログ(開かれた対話)の可能性~10年後の精神保健医療福祉を見据えて~
【時間】13:00~15:00
【定員】160人
【形式】ドキュメンタリー映画の上映、講演
【司会】光岡美里(医療法人健応会 呉やけやま病院)
【講師】矢原隆行(広島国際大学医療福祉学部 教授)
【シンポジスト】
佐藤真由美(医療法人社団和風会 広島第一病院、精神保健福祉士)
石橋沙央理(社会福祉法人ふれんず 相談支援事業所ふれんずサポートセンター、精神保健福祉士)
光岡美里(医療法人健応会呉やけやま病院精神保健福祉士)
「オープン・ダイアログ」は、フィンランドの西ラップランド地方で開発された精神病治療のための革新的なアプローチです。1990年代後半からこの名称で知られるようになり、近年では世界各地で注目を集めています。その実践の背景には、家族療法や社会構成主義の考え方が存していますが、そこで行なわれていることは、ある意味できわめてシンプルです。彼らオープン・ダイアログに取り組むチームは、危機的状況にあるクライエントからの連絡を受けると、本人や家族らと即座に会い、危機的状況が解消するまで必要に応じて何日もひたすら会って会話を続けるのです。この治療ミーティングにおいては、本人や家族をはじめ、問題にかかわる重要な人々がチームとともに同じ部屋でオープンに話し合います。この方法は、継続的な調査研究により、従来の治療法に比べ、入院期間の減少、薬の使用の減少、再発率の減少、就労・就学への復帰率の向上等が確認されています。
今回、オープン・ダイアログについて制作された興味深いドキュメンタリー映画を上映するとともに、この方法に直接的影響を与えているリフレクティング・プロセスの考え方について、我が国のリフレクティング・プロセス研究の第一人者である矢原隆行氏に紹介していただきます。それらを踏まえ、精神保健医療福祉における「会話」の可能性、精神保健福祉士独自の“かかわり”の可能性について参加者の皆さんとお話したいと思います。 |
プレ企画2 共に考え共に歩むケアマネジメントのあり方~10年後の精神保健医療福祉を見据えて~
【時間】13:00~15:00
【定員】150人
【形式】シンポジウム
【話題提供者】蔭西 操(南加賀認知症疾患医療センター)
【コーディネーター】佐々木勝則(桜井の里福祉会)
【シンポジスト】
施設ケアマネの立場:中野裕紀(サンライフたきの里)
地域包括支援センター:北口未知子(加賀市長寿課地域包括支援センター所長補佐)
相談支援事業所:吉岡夏紀(相談支援事業所こまつ)
障害福祉行政の立場:岩尾 貴(石川県健康福祉部障害保健福祉課)
介護保険制度創設以来、そのケアマネジメントのあり方には多くの課題があげられています。利用者のニーズよりも家族や周囲の困りごとの解決を優先した介護保険サービスの利用や利用者の状態像により類型化されたマネジメントが行われている等の課題があります。
また、障害者総合支援法においても計画相談数の急増等によりタイムリーなかかわりがもちにくい等、相談支援専門員の抱える課題は多くあります。本企画では、介護保険制度におけるケアマネジメントの現状と課題、障害者総合支援法における相談支援の現状と課題をそれぞれの立場[介護支援専門員(居宅・施設)・相談支援専門員]から話し合い、ケアマネジメントの担い手として私たち精神保健福祉士が抱える共通の課題を整理するとともに求められる役割を再確認します。活発な話し合いにより精神保健福祉士が大切にすべき利用者とのかかわりを基軸とし、利用者と共に考え共に歩む、本来のケアマネジメントのあり方について改めて見つめ直す機会となればと考えています。 |
プレ企画3 精神保健福祉士の業務評価と配置に関する診療報酬制度を考える
~10年後の精神保健医療福祉を見据えて~
【時間】13:00~15:00
【定員】80人
【形式】レクチャー、参加者意見交換
【司会】今村浩司(学校法人西南女学院 西南女学院大学)
【企画担当】公益社団法人日本精神保健福祉士協会 診療報酬・配置促進委員会
【企画趣旨説明】宮本浩司(医療法人尚生会 加茂病院)
【レクチャー】竹中秀彦(京ケ峰岡田病院)、木下了丞(医療法人社団静心会 常盤台病院)
【報告】大塚淳子(公益社団法人日本精神保健福祉士協会)、熊谷彰人(陽和病院)
【現場からの報告】三溝園子(昭和大学附属烏山病院)、木村由美(地方独立行政法人 山梨県立病院機構 山梨県立北病院)、平川 央(医療法人社団翠会
八幡厚生病院)、水野拓二(公益財団法人復康会 鷹岡病院)
【フロアとの意見交換】宮部真弥子(医療法人社団和敬会 谷野呉山病院 脳と心の総合健康センター)
本協会構成員には約50%の医療機関所属の精神保健福祉士がいます。その誰もが関心を持たざるを得ない診療報酬改定が、2年ごとに行われています。
2014年2月に中央社会保険医療協議会(厚生労働大臣の諮問機関で略称は中医協)は2014年度改定案を大臣に答申し、3月に厚生労働省は2014年度改定を発表しました。全体改定率は0.10%プラスで、入院医療・外来医療を含めた医療機関の機能分化・強化と連携、在宅医療の充実等に取り組み、医療提供体制の再構築、地域包括ケアシステムの構築を図ることを基本認識とし、医療機関の機能分化・強化と連携、在宅医療の充実等を重点課題としています。
本協会は、精神医学ソーシャル・ワーカーの時代から、国家資格化されて精神保健福祉士になってからも、その正当なる評価を医療の枠組みの中でも求め続けています。協会内に診療報酬委員会が設置されて、早や12年が経過しようとしています。精神保健福祉士国家資格創設時には医師の指導か指示かという点でも議論を重ねながら、現在では相当数の精神保健福祉士が診療報酬算定基準に基づく実践をしており、一定の評価がなされてきているかと思います。
診療報酬・配置促進委員会では、このプレ企画を通して、本協会構成員の皆さま方に10年後をも見据えた、今後の診療報酬や配置促進等における、精神保健福祉士の評価について考えて頂きたいと思います。 |
プレ企画4 今日からはじめる事例検討~10年後の精神保健医療福祉を見据えて~
【時間】13:00~15:00
【定員】70人
【形式】ワークショップ
【コーディネーター】山本綾子(三重県立こころの医療センター)
【ファシリテーター・進行役】平野慎一朗(医療法人好生会 相談支援事業所はまかぜ)、宮越裕治(社会医療法人居仁会 総合心療センターひなが)
【助言者】佐藤光正(駒澤大学 文学部社会学科教授)
5年未満の若手精神保健福祉士を対象に、体験型の事例検討会を行います。
精神保健福祉士の働く場が医療から地域へ広がっている現在、地域でクライアントを支援するためには、「組織横断的・多職種参加型の生活モデル事例検討会」の技術が必要です。しかし、それらの技術を学ぶ機会が少なく、現場で不全感を抱える若手精神保健福祉士も多いのが現状ではないでしょうか。
そこで、本ワークショップでは若手精神保健福祉士に明日から実践できる事例検討の方法と面白さを体験してもらう機会にしたいと考えています。
また、私たち精神保健福祉士は実践の中で日々悩んだり、支援の方向性について迷うことがあります。その悩みや迷いを言語化する機会を設け、かつ同じ悩みや意識を持つ仲間との情緒的交流もできるよう、本ワークショップでは体験型事例検討を軸にディスカッションにも重点を置いています。
「全部はできないかもしれない。けれど、今日体験したこの部分は明日からの実践に取り入れてみよう!」と思えるような、面白く、これからに役立つ事例検討を体験し、明日に、10年後に、未来につながる時間にしましょう。 |
教育研修講座1 受診前相談 ~精神科プレホスピタルケア~
【時間】13:00~17:30
【定員】90人
【形式】講義・グループワーク
【企画担当者】塚本哲司(埼玉県立精神保健福祉センター)
【講師】塚本哲司(同上)、西村由紀(特定非営利活動法人メンタルケア協議会)、橋本都子(千葉県精神科医療センター)、澤野文彦(沼津中央病院)、水野拓二(鷹岡病院)、松田聡一郎(ふくしま心のケアセンター)、鴻巣泰治(埼玉県立精神保健福祉センター)、大竹智英(埼玉県立精神保健福祉センター)、濱谷 翼(埼玉県立精神保健福祉センター)
電話相談(ホットラインサービス)を主とした受診前相談の、トリアージ(triage)スキルを高めることを目的とした教育研修講座です。
講師は日本精神科救急学会受診前相談プロジェクトチームのメンバー等が務めます。
内容は、地域生活支援の視点をベースに置いた上で(1)トリアージ(triage)、(2)精神科救急事例への対応、(3)非精神科救急事例への対応、(4)希死念慮が認められる事例への対応等について、講義とグループワークを行います。 |
プレ企画5 あらゆるライフサイクルの場面に関わる精神保健福祉士 ~市民生活へのアプローチ~
【時間】15:30~17:30
【定員】150人
【形式】シンポジウム
【企画担当者】細野正益(鶴ヶ島市役所 障害者福祉課)
【シンポジスト】調整中
障害者総合支援法により、精神障害者福祉は身体・知的障害や難病を含め、一元的に市町村が実施責任を担う時代を迎えています。
埼玉県の市町村では、10年以上前から精神保健福祉士の有資格者が自治体職員として採用され、保健福祉分野で専門性を発揮し行政サービスを支えています。
公的福祉サービスは、生活保護、児童、障害、高齢者、母子等の分野ごとに制定された福祉六法により整備され充実が図られてきました。
しかし今や地域では、現行の福祉制度の対応では不十分な問題(自殺、虐待、孤独死、空家やゴミ屋敷、近隣トラブル等)が拡がり、精神保健福祉士の視点や支援が問われています。
精神保健福祉士が個別援助を担いながら、一方で暮らしの場である地域や市民生活にはたらきかけること。これは個別問題を地域課題に般化することであり、地域を問題発生の場から問題解決の場に換えることです。
地域福祉の推進主体である地域住民をはじめ、ボランティア、NPO、関係団体、地元企業等の多様な担い手と、市町村行政の精神保健福祉士とはいかに連携・協働していくのでしょうか?
その役割や機能について検討します。 |
プレ企画6 あらゆるライフサイクルの場面に関わる精神保健福祉士 ~権利擁護~
【時間】15:30~17:30
【定員】150人
【形式】ワークショップ
【企画担当者】岩崎 香(早稲田大学人間科学学術院准教授)
【講師】東京、神奈川、埼玉、千葉の各都県精神保健福祉士協会権利擁護委員会委員
東京、神奈川、埼玉、千葉の4都県では権利擁護委員会が順次組織され、この10年各都県協会の協力を得ながら合同で権利擁護研修を開催してきた経緯があります。合同研修としては、中心となるテーマを設定し、午前中は講演、午後は各都県が趣向をこらした表現方法で事例を提供し、事例に関するディスカッションを行うという構成で実施してきました。今回のプレ企画でそれを再演するには時間の制約があります。また、合同研修は各都県の日常の委員会活動における事例検討などがあってこその発信の場であること、また、研修を組み立てることへの参加により人権への意識の高まりが図られてきた点などを鑑み、本企画では、この10年の合同研修の取り組みを振り返ると同時に、各都県の委員会の組織や活動を紹介することとしました。
伝えたいことは多々ありますが、精神障害者の人権の問題は特別な状況下で起こっていることではなく、日常的な実践の中にこそ潜んでおり、それに気づくことが精神保健福祉士の重要な役割・機能であると考えています。気づいたことを同職種間で、あるいはその人にかかわる多職種チーム、職場内外で共有すること、そして実践し、その経験を発信することの意義について参加者と一緒に考えたいと思います。 |
プレ企画7 あらゆるライフサイクルの場面に関わる精神保健福祉士 ~「働く」へのアプローチ~
【時間】15:30~17:30
【定員】80人
【形式】シンポジウム
【企画担当者】齋藤敏靖(東京国際大学 人間社会学部教授)
【コーディネーター】齋藤敏靖(同上)、春日未歩子(ジャパンEAPシステムズ)
【シンポジスト】大矢正志(上尾の森診療所)、佐藤恵美(神田東クリニック/MPSセンター)、真船浩介(産業医科大学)
近年、職場のメンタルヘルス対策の担い手としてEAP(Employee Assistance Program)が注目されています。これは「従業員支援プログラム」と訳され、早期介入や環境調整を積極的に行うことで、重症化や離職に至る前に支援を行うことが出来ると言われています。
特にEAPでは職場等の環境調整を重視しているため、専門性から見ても精神保健福祉士は重要な役割を担っています。しかし精神保健福祉士の職域としては新規なため、その業務の実際については充分に知られていないと思われます。
本企画ではEAPについて、(1)なぜEAPが必要か、(2)EAPサービスの現状、(3)EAPサービスの可能性といった視点から、3人のシンポジストの方々に実践を踏まえた報告をいただきます。さらに後半は参加者の皆さん同士の交流を深めるために「ワールド・カフェ」方式による意見交換を行います。EAP業務に興味のある方、支援技法に興味のある方、多くの人と意見交換をしたい方など、「働く」を支援することついて、一緒に考えて行きましょう!
※「ワールド・カフェ」とは近年ワークショップなどで行われる手法で、「リラックスした雰囲気の中で、4~5人の小グループでテーマについて話をし、途中グループを変えながら対話を続けていくことで、気付きを深めていく方法」です。 |
教育研修講座2 新人さんいらっしゃい ~教育で学んだこととそれをもとに現場で感じていることについて~
【時間】15:30~17:30
【定員】80人
【形式】シンポジウム
【企画担当者】北森めぐみ(順天堂越谷病院)、上野陽弘(嵐山学園)、宮村厚多(順天堂越谷病院)
【講師】調整中(埼玉県内の新人精神保健福祉士・他)
本企画では、前段で精神保健福祉士として働きだして2、3年目の新人が、「精神保健福祉士」としての自己を振り返り(確認し)、現段階で思い感じていることやジレンマについて、さらに養成教育の中での実習体験が、今にどのように生かされているのか等語り合い、その上で「精神保健福祉士について」「精神保健福祉士としてはどうあるべきなのか」「養成教育に求めるもの等」について「検証し」、そして様々な意見を「言語化し共有する」体験を通し、新人精神保健福祉士として考える、メルクマールを抽出する作業を行います。
この企画では、単に新人の精神保健福祉士同士が心境を語り合うという事に留まらず、2、3年目の新人精神保健福祉士達が何を考え、求めているのかを確認し同じ2、3年目の精神保健福祉士や職場の先輩、上司にもメッセージとして伝える事を目的としています。さらに、養成教育と現場の乖離に着目しながら、養成教育機関の教員に対しても、専門職教育の可能性と課題として伝えていきたいと思います。
なお、当日の内容については、協議していく予定であるため詳細は未定です。 |
フリースペース1 改正精神保健福祉法を武器にする~10年後の精神保健医療福祉を見据えて~
【時間】18:00~20:00
【定員】80人
【企画担当】日本精神保健福祉士協会 相談支援政策提言委員会
【ご案内】
チラシ(PDF/220KB)
今こそ、本人中心の支援を中核とした医療と福祉の連携の強化を目指し、相談支援専門員と退院後生活環境相談員となる精神保健福祉士が、ソーシャルワーカーとして10年後の精神保健医療福祉を、そして、今何をすべきかについて議論しましょう。 |
フリースペース2 被災地における精神保健福祉士の地域メンタルヘルスケア実践
【時間】18:00~20:00
【定員】50人
【企画担当者】鶴 幸一郎(女川町保健センター)
忘れない・忘れてはいけない震災の記憶。今の被災地の現状を知り、メンタルヘルスの専門家としてどのような実践が可能かについて、みんなでセッションしませんか!支援経験の有無・キャリアの長さなんて関係なし!みんなでわいわい、がやがや語り尽くす! |
フリースペース3 聴覚障害と精神障害を併せ持つ方への支援のネットワークづくりをめざして
【時間】18:00~20:00
【定員】20人
【企画担当者】高山 亨太(日本社会事業大学大学院博士後期課程)
【企画担当者への連絡先】
[email protected]
聴覚障害と精神障害を併せ持つ方への支援を行っている精神保健福祉士や関心のある精神保健福祉士が集まり情報交換を中心にネットワークつくりを目指します。どうぞ、お気軽にご参加ください。 |
< 6月20日(金)>第50回全国大会・第13回学術集会(1日目)
特別講演 「最近の精神保健福祉の動向」
【時間】9:55~10:40
【講師】北島 智子(厚生労働省 社会・援護局 障害保健福祉部 精神・障害保健課 課長)
基調講演Ⅰ 「鼎談/精神保健福祉士の50年~何が出来、何が出来なかったのか~」
【時間】10:55~11:55
【会場】大ホール
【講師】柏木 昭(聖学院大学総合研究所名誉教授・公益社団法人日本精神保健福祉士協会名誉会長)
大野和男(公益社団法人日本精神保健福祉士協会相談役)
柏木一惠(浅香山病院・公益社団法人日本精神保健福祉士協会会長)
基調講演Ⅰでは「精神保健福祉士の実践は医学モデルから生活モデルへのパラダイム(Paradigm)の転換を実現し得たか?」、また「ソーシャルワーカーとして、これまでの変革に十分寄与することができたか?」等、50年間の精神保健福祉士(精神医学ソーシャルワーカー)の取り組みを検証します。
柏木名誉会長には「我が国における精神医学ソーシャルワーカー黎明期に目指していたもの」について講演いただきます。
次に大野相談役に「国家資格にあたって目指していたもの」について講演いただきます。
お二人のお話を踏まえ、柏木会長には「今後10年間の精神保健福祉士の課題」について整理していただきます。 |
基調講演Ⅱ 「シンポジウム/我が国の精神保健医療福祉のMerkmalを求めて」
【時間】12:45~14:15
【会場】大ホール
【シンポジスト】岩崎 香(早稲田大学人間科学学術院准教授)/北欧の実践
木村真理子(日本女子大学人間社会学部教授)/北米の実践
助川征雄(聖学院大学人間福祉学部教授)/英国の実践
田中英樹(早稲田大学人間科学学術院教授)/韓国の実践
【コーディネーター】相川章子(聖学院大学人間福祉学部教授)
諸外国(北欧・北米・英国・韓国)の精神保健医療福祉制度やインフォーマルな実践等の内、我が国においても今後10年間で実現すべき(取り入れるべき)ことについて識者に提案いただくと共に、実現に向けてのロードマップについても若干のヒントを提示していただきます。 |
記念講演 「谷中輝雄氏の歩み~彼は何を目指していたのか~」
【時間】14:30~15:30
【会場】大ホール
【講師】公益社団法人やどかりの里 増田一世
谷中輝雄氏は1969年(昭和44)年に大宮市(現さいたま市見沼区)にある精神科病院で精神科ソーシャルワーカーとして働き始め、翌1970(昭和45)年には3人の精神障害のある人とともに「ごく当たり前の生活」をテーマとし「精神障害者は自分で判断し、選択し、自分のことは自分で責任のとれる人である」という主張の下、やどかりの里の実践を始められました。
谷中輝雄氏は2012(平成24)年12月に惜しくも亡くなられましたが、残された著作等をレビューすることで、やどかりの里での実践において目指していたことを再確認したいと思います。 |
<6月21日(土)> 第50回全国大会・第13回学術集会(2日目)
分科会1-1 地域移行、地域定着に取り組む
【時間】09:00~11:30
【座長】中川 浩二(和歌山県 福祉保健部 障害福祉課/和歌山県)、安増 栄恵(横浜市総合保健医療センター/神奈川県)
1 地域移行に関する普及啓発事業~かもめ一座の病院巡業~
○磯﨑輝明・塩﨑一昌・鈴木伸彦(横浜市総合保健医療センター/神奈川県)
2 計画相談支援・地域移行支援における精神保健福祉士の役割
○足高公明・坂根恵子(地域活動支援センター ちのくらぶ/大阪府)
3 被保護者退院促進支援事業における広域支援員の役割について
○吉野比呂子・羽毛田幸子・川内いずみ・横井洋祐(東京都保護課被保護者退院促進支援事業広域支援員/東京都) 佐藤 妙(こころスペース奏/東京都) 金川洋輔(サポートセンターきぬた/東京都) 洗 成子(愛誠病院/東京都) 毛塚和英(桜ケ丘記念病院/東京都) 國重智宏(日本福祉学院/東京都) 今村まゆら(かまた生活支援センター/東京都) 関原 育(ほっとスペース/東京都)
4 長期入院者の退院支援~退院支援委員会を中心とした取り組みと地域連携・制度活用を模索して~
○山口多希代(駒木野病院/東京都)
5 早期退院支援における精神保健福祉士の支援と役割について
○浜守大樹・吉岡綾香・石倉直美・谷野亮一郎(谷野呉山病院/富山県) 宮部真弥子(脳と心の総合健康センター/富山県)
6 精神障害のある人への地域定着支援に関する研究
○小林敬子(比企生活支援センター/埼玉県) 坂本智代枝(大正大学/東京都)
分科会1-2 災害支援、そして街づくりへ
【時間】09:00~11:30
【座長】廣江 仁(社会福祉法人養和会 障害福祉サービス事業所 F&Y境港/鳥取県)、佐藤 正彦(医療法人大和会 西毛病院 心理福祉課/群馬県)
1 支援者とは何者であったのか~被災地から問う~
○福井康江(日本精神保健福祉士協会 岩手県支部/岩手県)
2 原発事故に伴い広域避難を強いられた自治体(飯館村)への支援
○菅野直樹(福島赤十字病院/福島県) 佐藤初美(内海メンタルクリニック/福島県)
3 ふくしま心のケアセンターと他機関との連携における精神保健福祉士の役割
○松島輝明・植田由紀子・塩田義人(ふくしま心のケアセンター/福島県) 佐藤初美(内海メンタルクリニック/福島県)
4 市民協働による地域福祉運動を通じての街づくり・人づくり
○岩崎諭史(精神障害者のあすの福祉をよくする三浦市民の会ぴあ三浦/神奈川県)
分科会1-3 こどもを支える
【時間】09:00~11:30
【座長】今村 浩司(学校法人西南女学院 西南女学院大学/福岡県)、坂井 省英(地域生活支援センター ふらっと/新潟県)
1 岩手県におけるスクールソーシャルワーク活動~岩手県の現状と一スクールソーシャルワーカーの活動報告~
○狩野俊介(岩手県教育委員会・岩手県立大学大学院/岩手県)
2 中学校におけるメタ認知トレーニングを応用したグループワークの試み
○狩野俊介(岩手県教育委員会・岩手県立大学大学院/岩手県)
3 心のケアが必要な思春期・青年期のソーシャルワークを考える
○西隈亜紀(グループホーム・キキ/東京都)
4 スクールソーシャルワークにおける児童虐待支援事例の実践報告
○池田恵子(神奈川県社会福祉士会 相模原市一時生活支援事業@HOUSE はばたき/神奈川県)
5 ソーシャルワーカーと大学生のコラボレーションによる子どもの居場所づくり活動~活動の実態とそのプロセスを中心に~
○大西 良(久留米大学/福岡県)
6 児童福祉領域における、生活支援の専門的支柱としての「RSC活動」~個別支援の実践省察から見えてくるもの~
○上野陽弘(こどもの心のケアハウス 嵐山学園/埼玉県)
分科会1-4 医療機関で取り組む
【時間】09:00~11:30
【座長】小谷 尚子(徳島県立中央病院/徳島県)、山崎 久之(成田病院/千葉県)
1 総合病院精神科における精神保健福祉士配置前後の入退院患者推移~病棟精神保健福祉士の必要性~
○田中博也(国保野上厚生総合病院/和歌山県) 川乗 賀也(岩手県立大学社会福祉学部/岩手県)
2 救急医療機関退院後の自殺未遂者に対する支援事業の報告
○大高靖史(日本医科大学 精神医学教室/東京都)
3 地域連携室勉強会を立ち上げて~3年間を振り返り今後の課題を探る~
○道越愛子・西首瑞穂・吉岡礼子(道ノ尾病院/長崎県)
4 横浜弁護士会による病院内法律相談~受入れ精神科病院職員の意識調査報告~
○高木善史・石井利樹・熊野美里・岩間久行(神奈川県立精神医療センター芹香病院/神奈川県) 姜 文江(法律事務所ヴェント 横浜弁護士会/神奈川県)
5 医療機関に所属する精神保健福祉士の役割と権利保障~「社会制度確認シート」の取り組みを中心にして~
○荒川 豊(豊科病院/長野県) 青木聖久・小島 寛(日本福祉大学/愛知県) 河野康政(かもめクリニック/兵庫県)
分科会1-5 課題を探り、実践する
【時間】09:00~11:30
【座長】渡辺 由美子(南八幡メンタルサポートセンター/千葉県)、髙井 正己(医療法人朝日会 朝日病院/栃木県)
1 精神障害の障害年金における認定審査の現状と課題~障害年金に精通した3名の社会保険労務士の語りを中心にして~
○青木聖久・小島 寛(日本福祉大学/愛知県) 荒川 豊(豊科病院/長野県) 河野康政(かもめクリニック/兵庫県)
2 精神保健福祉士の活動評価及び介入方法の開発と普及に関する研究~介護領域における精神科医療との連携に焦点を当てて~
○金子 努・越智あゆみ・田中聡子・松宮透髙(県立広島大学/広島県) 木太直人(日本精神保健福祉士協会/東京都) 増本由美子(広島市基町地域包括支援センター/広島県)
3 高齢者施設における精神保健福祉士の実践
○薮内美和(小規模特別養護老人ホームつかたに/石川県) 中野裕紀・河野有香(一部ユニット型介護老人福祉施設サンライフたきの里/石川県)
4 高齢入院精神障害者の地域移行に関する現状と課題(その1)~入院患者の属性とその傾向~
日本精神保健福祉士協会 高齢精神障害者支援検討委員会
○南さやか(ACT-ひふみ/大阪府) 小下ちえ・柏木一惠(浅香山病院/大阪府) 木下未来(西山病院/京都府) 清水美紀(セフィロト病院/滋賀県) 磯﨑朱里(田村病院/和歌山県) 木下淳史(堺第2地域包括支援センター/大阪府) 蔭西 操(南加賀認知症疾患医療センター/石川県) 岩尾 貴(石川県障害保健福祉課/石川県) 野原 潤(吉田病院/奈良県) 栄セツコ(桃山学院大学/大阪府) 荒田 寛(龍谷大学/滋賀県)
5 高齢入院精神障害者の地域移行に関する現状と課題(その2)~入院患者の生活能力と生活環境~
日本精神保健福祉士協会 高齢精神障害者支援検討委員会
○清水美紀(セフィロト病院/滋賀県) 木下未来(西山病院/京都府) 小下ちえ・柏木一惠(浅香山病院/大阪府) 南さやか(ACT-ひふみ/大阪府) 磯﨑朱里(田村病院/和歌山県) 木下 淳史(堺第2地域包括支援センター/大阪府) 蔭西 操(南加賀認知症疾患医療センター/石川県) 岩尾 貴(石川県障害保健福祉課/石川県) 野原 潤(吉田病院/奈良県) 栄セツコ(桃山学院大学/大阪府) 荒田 寛(龍谷大学/滋賀県)
分科会1-6 新しい人材を育てる
【時間】09:00~11:30
【座長】池谷 進(健康科学大学/山梨県)、四方田 清(順天堂大学/千葉県)
1 精神保健福祉援助実習における実習生の力Ⅰ~実習生からみた状況
○木下英奈(耕房“光”/東京都) 長沼憲代(耕房“輝”/東京都) 池乗 桂(角田の里/新潟県) 花澤佳代(新潟青陵大学/新潟県)
2 精神保健福祉援助実習における実習生の力Ⅱ~実習スーパーバイザーから見た状況
○池乗 桂(角田の里/新潟県) 花澤佳代(新潟青陵大学/新潟県) 木下英奈(耕房“光”/東京都) 長沼憲代(耕房“輝”/東京都)
3 精神保健福祉士の価値に基づいた実習教育に関する研究~実習指導者による価値の伝授法~
○山内はるひ(山本病院/大阪府) 栄セツコ・郭 麗月(桃山学院大学/大阪府) 中本明子(サポートセンターむ~ぶ/大阪府) 鐸木俊雄(和歌山保護観察所/和歌山県)
4 精神保健福祉援助実習における実習指導者と実習担当教員の連携のあり方に関する研究~実習指導者へのアンケート調査より~
○小沼聖治(日本福祉大学 社会福祉実習教育研究センター/愛知県)
5 実習指導者と看護部との間の連携の促進要因・阻害要因の探索~精神保健福祉援助実習における効果的な連携体制の構築をめざして~
○坂入竜治(大泉病院/東京都)
6 学生が活かされる実習とは何か、その実践を問う~失望した実習の事例を挙げながら、教育現場から伝えたいこと~
○宮沢和志(名古屋医専/愛知県)
市民公開講座
(本協会50周年記念イベント・(公社)埼玉県精神保健福祉協会平成26年度第1回こころの健康講座)
「心の力~何が生きる力になるのか~」
共催:公益社団法人埼玉県精神保健福祉協会
【時間】13:00~14:45 【会場】大ホール 【講師】姜 尚中(聖学院大学学長・東京大学名誉教授)
【参加費】無料 【ご案内】
チラシ(PDF/2.5MB)
※市民公開講座のみにご参加の方は、事前のお申込不要です。直接会場へお越しください。
【講師プロフィール】 姜尚中(カン・サンジュン) Kang Sang-jung
1950年、熊本県熊本市に生まれる。国際基督教大学准教授、東京大学大学院情報学環・学際情報学府教授などを経て、現在聖学院大学全学教授、東京大学名誉教授。4月より聖学院大学学長に就任予定。専攻は政治学、政治思想史。テレビ・新聞・雑誌などで幅広く活躍。
主な著書に『マックス・ウェーバーと近代』、『オリエンタリズムの彼方へ』、『ナショナリズム』、『東北アジア共同の家をめざして』、『増補版 日朝関係の克服』、『在日』『姜尚中の政治学入門』、『ニッポン・サバイバル』、『愛国の作法』、『悩む力』、『リーダーは半歩前を歩け』、『あなたは誰?私はここにいる』など。
共著に『グローバル化の遠近法』、『ナショナリズムの克服』、『デモクラシーの冒険』、『戦争の世紀を超えて』、『大日本・満州帝国の遺産』など。編著に『在日一世の記憶』など。小説『母―オモニ―』、『心』を刊行。最新刊『心の力』。 |
分科会2-1 地域生活を包括的に支える
【時間】12:30~14:45
【座長】大塚 淳子(帝京平成大学/東京都、横山 基樹(いなしきハートフルセンター/茨城県)
1 「暮らしを支えるクライシスプラン」の活用と精神保健福祉士の視点
○山縣 潤・伊藤有希子・石田有希・関口暁雄(埼玉県立精神保健福祉センター/埼玉県)※5/9発表者が変更となりました
2 就労支援におけるアウトリーチの実践意義
○稲山耕平(大和診療所・ACT-Zero岡山/岡山県)
3 重度精神障がい者の地域生活支援における精神保健福祉士の支援と視点~危機介入事例を通してみえてきたこと~
○石川三絵・金井浩一・橋本東代子(たかぎクリニック/京都府)
4 彩りある生活への支援~時間の縛りが強いA氏が生活を楽しめるようになった事例~
○佐々木育実・新居昭紀・上久保真理子・杉浦宗徳・菅沼映里(ぴあクリニック/静岡県)
5 PSW主導によるACTチーム立ち上げとその実践を通して~質の高いケースマネジメントを目指して~
○遠嶋哲吏・花房 諒・南さやか・加藤由香・李マリ子(ACT-ひふみ/大阪府)
分科会2-2 専門性を磨く
【時間】12:30~14:45
【座長】岩尾 貴(石川県 健康福祉部 障害保健福祉課/石川県)、武津 美樹(生活訓練施設 萌木/神奈川県)
1 精神保健福祉士の業務実態等に関する調査についての報告(1)~現在の業務実態と今後の課題~
日本精神保健福祉士協会 業務検討委員会
○村上貴栄(関西医科大学附属滝井病院/大阪府) 西村睦美・片岡亮介(川越病院/京都府) 中川浩二(和歌山県障害福祉課/和歌山県) 宇都宮康法(ひがしうら心療内科/兵庫県) 川上尚子(いわくら病院/京都府) 中條 了(なごやかサロン/京都府) 富澤宏輔(大阪人間科学大学/大阪府) 原見美帆(和歌山市保健所/和歌山県) 東海林崇(浜銀総合研究所/神奈川県)
2 精神保健福祉士の業務実態等に関する調査についての報告(2)~業務の実施度と業務の重視度にみる「仕事」に対する考え方~
日本精神保健福祉士協会 業務検討委員会
○富澤宏輔(大阪人間科学大学/大阪府) 西村睦美・片岡亮介(川越病院/京都府) 中川浩二(和歌山県障害福祉課/和歌山県) 宇都宮康法(ひがしうら心療内科/兵庫県) 川上尚子(いわくら病院/京都府) 中條 了(なごやかサロン/京都府) 原見美帆(和歌山市保健所/和歌山県) 村上貴栄(関西医科大学附属滝井病院/大阪府) 東海林崇(浜銀総合研究所/神奈川県)
3 精神障害者との協働的活動が精神保健福祉士の専門性に及ぼす影響と要因~精神障害者フットサルの実践を通して~
○岡田隆志(埼玉県立精神保健福祉センター/埼玉県) 松浦彰久(埼玉精神神経センター/埼玉県) 松本すみ子(東京国際大学/埼玉県)
4 精神保健福祉士の援助要請意識と自己効力感・ストレス対処能力との関連性~和歌山県精神医学ソーシャルワーカー協会会員への調査から~
○上野山花菜・山﨑 誠・原見美帆・川乗賀也(和歌山県精神医学ソーシャルワーカー協会/和歌山県)
5 英国ソーシャルワーカー養成課程及び生涯研修(hcpc)における専門職熟達度9領域と実践基準にみるコアな要素~ソーシャルワークの専門性の理解とその維持に向けて~
○藤原正子(福島学院大学/福島県)
分科会2-3 多様な実践
【時間】12:30~14:45
【座長】鈴木 浩子(医療法人こぶし 柳町診療所/北海道)、千野 由貴子(公益財団法人リヴィーズ HANAZONOホスピタル/山梨県)
1 美術クラブ活動を通してのリカバリー実践
○三角淳子(相談支援センター クローバー/熊本県)
2 アルコール低減プログラム導入におけるPSWの役割~企画立案・連携・普及の3ステップ~
○西元祥雄(三原病院/広島県) 越智あゆみ・金子 努(県立広島大学/広島県)
3 PSW実践報告会を開催して~2年間の取り組みから見えてきたことと今後の課題~
○玉腰聡樹(桶狭間病院藤田こころケアセンター/愛知県) 鈴木 宏(こころのクリニック西尾/愛知県) 北洞美智子(我がまちの縁側/愛知県) 浜辺 渚(相談支援事業所 希望/愛知県) 林美恵子(地域活動支援センター あおみJセンター/愛知県) 鈴木悠太(刈谷病院/愛知県)
4 中核市保健所における地域包括支援体制の基盤整備に向けた取り組みについて
○野間 学・藤井宏昭・松岡咲香・有本泰成・正木典子・平田昌代(姫路市保健所/兵庫県) 松田一生(兵庫県障害福祉課/兵庫県)
分科会2-4 当事者、家族を支える
【時間】12:30~14:45
【座長】知名 純子(医療法人博友会 まるいクリニック/京都府)、川口 真知子(公益財団法人 井之頭病院/東京都)
1 精神障害のある親の子育て支援~親子支援に効果的な援助要素チェックリストの作成にむけて~
○辻本直子(オラシオン/大阪府) 平田はる奈(あしたば合力の郷/神奈川県) 榎原紀子(守口長尾会クリニック/大阪府) 栄セツコ(桃山学院大学/大阪府)
2 精神障害者の親と暮らす子どもの支援について~子どもへのアンケート調査から~
○宮越裕治(総合心療センターひなが/ささがわ通り 心・身クリニック/三重県) 和田正子(三重県庁/三重県) 土田幸子(三重大学/三重県)
3 当院における家族心理教育の報告~精神保健福祉士の関わりから~
○島 直美(田崎病院/沖縄県)
4 ピアサポートが育まれる「場」づくりからみえたもの~ともに学ぶことを通じて~
○長岡千裕(相談支援事業所てれんこ/宮城県) 相川章子(聖学院大学/埼玉県) 原田幾世(ピアサポーターをつくる会/宮城県)
5 当事者活動における精神保健福祉士の役割に関する一考察~「さくらの木」の活動を通じて~
○徳山 勝(半田市障がい者相談支援センター/愛知県) 小沼聖治(日本福祉大学/愛知県)
分科会2-5 多領域での課題に取り組む
【時間】12:30~14:45
【座長】西川 健一(特定非営利活動法人 あさがお/滋賀県)、市村 寧(千曲荘病院/長野県)
1 残された保護者制度~医療観察法の現場からの一考察~
○大下哲史(賀茂精神医療センター/広島県)
2 司法福祉における薬物依存症者の支援に関する一考察
○北本明日香(広島国際大学/広島県)
3 困難事例とされやすい精神障害を持つろう者の支援のあり方の探索的検討~多文化ソーシャルワークの観点から~
○高山亨太(日本社会事業大学大学院/東京都)
4 犯罪被害者支援にソーシャルワークは必要か?~民間支援団体の性被害者支援の現状から見えてくる課題~
○大岡由佳(武庫川女子大学/兵庫県)
分科会2-6 暮らす、働くを支える
【時間】12:30~14:45
【座長】萬山 直子(川崎公共職業安定所/神奈川県)、関原 育(特定非営利活動法人ほっとすぺーす/東京都)
1 グループホーム及び共同住居利用者の入所動機と生活歴に関する調査から見えてきたもの
○河村隆史(己斐ヶ丘病院/広島県)
2 病院における障害者雇用での精神保健福祉士の関わり支援から見えること
○多田博貴・青戸 忍(養和病院/鳥取県)
3 相談支援事業所における電話相談と訪問活動の現状~アンケ-ト調査からみえてきたもの~
○杉村友吾・倉橋真弓・原田正美(地域活動支援センタ-Mネット/静岡県)
4 就労移行支援事業における関わり~グループ就労から学んだこと~
○大場拓弥・細田昌江・原田陽子(はまかぜ/静岡県)
5 心の不調をもつ若者への就労支援から、精神保健福祉士の存在意義を考える~既卒3年以内の利用者の傾向から、求められる支援とは~
○小野彩香・高橋由佳・坂上友恵・今野純太郎(Switch/宮城県)
ポスターセッション
【展示】6月19日(木)から21日(土)までの3日間(予定)
【発表】6月21日(土)11:15~12:30
1 近年の大学生に関するメンタルヘルスの分析
○三橋真人(帝京平成大学/東京都)
2 高齢入院精神障害者の地域移行に関する精神保健福祉士の支援(その1)~「支援」に対する入院患者と精神保健福祉士の認識の相違~
日本精神保健福祉士協会 高齢精神障害者支援検討委員会
○小下ちえ・柏木一惠(浅香山病院/大阪府) 木下未来(西山病院/京都府) 清水美紀(セフィロト病院/滋賀県) 磯﨑朱里(田村病院/和歌山県) 南さやか(ACT-ひふみ/大阪府) 木下 淳史(堺第2地域包括支援センター/大阪府) 蔭西 操(南加賀認知症疾患医療センター/石川県) 岩尾 貴(石川県障害保健福祉課/石川県) 野原 潤(吉田病院/奈良県) 栄セツコ(桃山学院大学/大阪府) 荒田 寛(龍谷大学/滋賀県)
3 高齢入院精神障害者の地域移行に関する精神保健福祉士の支援~地域移行進めるための精神保健福祉士に求められるもの~
日本精神保健福祉士協会 高齢精神障害者支援検討委員会
○野原 潤(吉田病院/奈良県) 小下ちえ・柏木一惠(浅香山病院/大阪府) 木下未来(西山病院/京都府) 清水美紀(セフィロト病院/滋賀県) 磯﨑朱里(田村病院/和歌山県) 南 やか(ACT-ひふみ/大阪府) 木下淳史(堺第2地域包括支援センター/大阪府) 蔭西 操(南加賀認知症疾患医療センター/石川県) 岩尾 貴(石川県障害保健福祉課/石川県) 栄セツコ(桃山学院大学/大阪府) 荒田 寛(龍谷大学/滋賀県)
4 自治会班長をめぐる本人と地域への働きかけ
○谷 直明(川越同仁会病院/埼玉県)
5 精神障害者保健福祉手帳の存在意義・有益性に関する考察
○森 雅宏・松澤翔平(岡山市こころの健康センター/岡山県)