大会・学会

第58回公益社団法人日本精神保健福祉士協会全国大会
第22回日本精神保健福祉士学会学術集会

演題及び抄録原稿の募集について

 
 本協会では、2023年11月3日(金・祝)、4日(土)の2日間(3日のプレ企画を含む)、愛媛県支部並びに一般社団法人愛媛県精神保健福祉士会の協力のもと、愛媛県松山市内において「第58回公益社団法人日本精神保健福祉士協会全国大会・第22回日本精神保健福祉士学会学術集会」(以下「第58回全国大会・第22回学術集会」という。)を開催いたします。
 つきましては、第22回学術集会プログラムとなる分科会について、演題及び抄録原稿を募集いたします。
 各締切日をご確認のうえ、構成員の皆さまからの多数のご応募をお待ちしています。テーマ及び開催趣旨については、こちらよりご確認ください。

 なお、本第58回全国大会・第22回学術集会は現地での開催を予定しています。演題発表者の方は当日、現地会場において発表いただくことを予定してください。


[演題申込締切日]2023年5月31日(水)(必着) →演題申込受付を終了しました。
[抄録原稿提出締切日]2023年6月30日(金)(必着)


[演題申込者及び発表者の資格]

  1. 演題申込者(発表者)は、原則として「本協会構成員(=日本精神保健福祉士学会会員)」に限ります。
  2. 精神保健福祉士の資格を有さない非構成員(他職種・学生等)は、構成員との共同により発表可能です。その際、発表者総数(申込者を含む)の過半数は構成員であることが条件です(合計6人ならば、過半数は4人です)。
  3. 精神保健福祉士の資格を有する非構成員は演題申込者(発表者)もしくは共同発表者にはなれません。精神保健福祉士の資格を有する非構成員は「入会」して本協会構成員(=日本精神保健福祉士学会会員)となることが資格要件です。演題申込者(発表者)及び共同発表者は本協会への入会手続きを2023年5月31日(水)までに完了し、同年6月17日(土)に開催される理事会にて2023年度入会承認を得てください。6月の理事会で入会が承認されなければ、演題申込者(発表者)もしくは共同発表者にはなれません。
     なお、演題申込者(発表者)は本協会入会手続きと並行して演題申込も期日までに必ず行ってください。申込フォーム項目にある発表者の要件は「入会手続き中」を選択してください。
    (→入会のご案内
  4. 2022年度までの未納会費がある構成員は、演題申込者(発表者)もしくは共同発表者にはなれません。演題申込締切日までに必ずお支払いください。
  5. 発表者及び来場する共同発表者は、「第58回全国大会・第22回学術集会」への参加が必須です。別途、必ず参加申込みを行ってください(2023年7月中旬頃に参加申込受付開始予定)。

[発表内容の対象]

  発表内容は未発表のものに限ります。他の学会にて発表(予定を含む)したものはご遠慮ください。
  また、発表内容が「調査研究」の場合は、審査の関係から、発表の対象は「抄録原稿の提出時点で、調査結果のまとめや考察が提示できるもの」といたします。 また、所属 機関等において倫理委員会の審査を受けている場合は、その旨と承認番号を抄録原稿に明記してください。

[申込について]

  その他、演題及び抄録原稿に関する詳細については、「演題及び抄録原稿の募集について(演題及び抄録原稿募集要領)」をご覧ください(「関係資料」参照)。
 詳細をよくお読みになったうえで、下記の演題申込用ウェブフォームから申込を行ってください。


申込フォーム二次元バーコード

1)演題申込用ウェブフォームから送信 ※入力途中で一時保存が可能です。

・申込送信完了時に自動で控えと案内メールが送信されますので、「[email protected]」のメールを受信できるように 設定しておいてください。
・本申込フォームは、セキリュティ機能SSLを採用している株式会社ソフトエイジェンシーの“Qooker(クッカー)”サービスを使用しており、本協会URLとは異なるアドレスへ飛びます。

 なお、ウェブフォームからのお申込みが難しい方は、別紙1「演題申込用紙」に必要事項をご記入のうえ、第58回全国大会・第22回学術集会抄録集編集事務局まで郵送にて申込ください。


[関係資料]

スケジュール画像
進行スケジュール概略


【第58回全国大会・第22回学術集会抄録集編集事務局】

  株式会社へるす出版 精神保健福祉士担当(中田、菅原)
   〒164−0001 東京都中野区中野2−2−3
   (電 話)03-3384-8155 (E-mail)[email protected]

【入会等に関するお問い合わせ】

  公益社団法人日本精神保健福祉士協会 事務局 総務班
   〒160−0015 東京都新宿区大京町23−3 四谷オーキッドビル7F
    (電 話)03-5366-3152 (FAX)03-5366-2993
    (E-mail)[email protected]   (URL)https://www.jamhsw.or.jp/


第58回公益社団法人日本精神保健福祉士協会全国大会
第22回日本精神保健福祉士学会学術集会
開催趣旨及びテーマ


<趣旨>

 第57回全国大会・第21回学術集会(群馬大会)では、大会史上初のハイブリッド開催となり「七っ転び、八起き〜自分らしさを発揮できる社会を目指して〜」というテーマは、精神保健福祉士の専門性を高め、社会から真に必要とされる精神保健福祉士の実践を考える機会となりました。
 そして、群馬大会の想いが込められた襷を引き継ぎ、2023年度、第58回全国大会・第22回学術集会を愛媛県松山市で開催させていただくこととなりました。
 私たち精神保健福祉士は、クライエントの社会的復権・権利擁護と福祉のための専門的・社会的活動を行う専門職として、これまで、精神障害を抱えている方の人権や生活環境の改善、病棟の開放化運動、普及広報活動をはじめ、退院支援を進めるために、社会資源を活用したり、地域資源を創出したりと様々な活動を行ってきました。
 また、現在では、国を始め、都道府県や市町村、その他多くの専門職団体等からも広く認知され、公益事業を受託したり、他団体と連携しながらアクションを起こしたりすることも可能になってきています。
 しかし、実情として、私たち精神保健福祉士が中心的な使命とする社会的入院の解消や、私たちの価値とする権利擁護、それを可能にする包括的なシステムの構築、精神障害を抱えている方が地域で当たり前に暮らすための地域保健医療福祉体制の確立など、いずれにおいても十分に達成されたとは言えません。
 私たち精神保健福祉士の活動領域は広がり、精神保健福祉士に対する社会からの期待も大きくなってきています。その一方で、業務は煩雑化し多忙を極め、目の前のことだけで精一杯となり、専門職としての支援の本質が見えにくくなってしまっているのではないでしょうか。
 精神保健福祉士は、誰のための何のための役割なのか、職能団体としての役割、社会的位置づけとしての責任と役割は何かについて、今一度検証しなければなりません。自分たちを継続的に成長させていくために、ソーシャルワーカーとして理論を理解し、根拠を持った支援を行うこと、地域移行・地域定着など地域生活支援を推進していくこと、人権を擁護できる社会を実現していくことなど、社会的復権・権利擁護を軸に、専門職として、また職能団体として、覚悟をもって活動を進化させていく必要があると思います。
 これまでの精神保健福祉士としての活動を振り返り、検証を行うことで、今の立ち位置や課題、私たち精神保健福祉士の存在意義を再確認するとともに、社会的復権・権利擁護と福祉のための専門的活動をさらに発展させ、推し進める機会にしたいと思います。

<テーマ>

 「ミッション!社会的復権の実現〜ソーシャルワーク実践の深化・進化・真価〜」

2023/4/17現在


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