第57回公益社団法人日本精神保健福祉士協会全国大会
第21回日本精神保健福祉士学会学術集会
本協会では、2022年9月2日(金)、3日(土)の2日間(2日のプレ企画を含む)、群馬県支部並びに群馬県精神保健福祉士協会の協力のもと、群馬県高崎市内において「第57回公益社団法人日本精神保健福祉士協会全国大会・第21回日本精神保健福祉士学会学術集会」(以下「第57回全国大会・第21回学術集会」という。)を開催いたします。
つきましては、第21回学術集会プログラムとなる分科会について、演題及び抄録原稿を募集いたします。
各締切日をご確認のうえ、構成員の皆さまからの多数のご応募をお待ちしています。テーマ及び開催趣旨については、こちらよりご確認ください。
なお、本第57回全国大会・第21回学術集会は現地での開催を予定しています。演題発表者の方は当日、現地会場において発表いただくことを予定していますが、今後の新型コロナウイルス感染症拡大状況によっては、大会開催方式および演題発表方法に関して変更する可能性がありますので、あらかじめご了承いただいたうえでお申込みくださいますようお願い申しあげます。
[演題申込締切日]2022年2月28日(月)(必着)→演題申込締切日を延長しました:3月7日(月)(必着)
演題申込受付を終了しました。
[抄録原稿提出締切日]2022年3月28日(月)(必着)
精神保健福祉士の資格を有する非構成員は、演題申込者(代表発表者)もしくは共同発表者にはなれません。精神保健福祉士の資格を有する非構成員は「入会」して本協会構成員(=日本精神保健福祉士学会会員)となることが資格要件です。演題申込者(代表発表者)は本協会への入会手続きを2022年2月28日までに完了し、3月12日に開催される理事会にて2021年度入会承認を得てください。なお、共同発表者の場合には、本協会への入会手続きを2022年3月31日までに完了し、4月中に開催される理事会にて2022年度入会承認を得ることを前提として、共同での演題応募資格を得てください。
(→入会のご案内)
発表内容は未発表のものに限ります。他の学会にて発表(予定を含む)したものはご遠慮ください。
また、発表内容が「調査研究」の場合は、審査の関係から、発表の対象は「抄録原稿の提出時点で、調査結果のまとめや考察が提示できるもの」といたします。
その他、演題及び抄録原稿に関する詳細については、「演題及び抄録原稿の募集について(演題及び抄録原稿募集要領)」をご覧ください(「関係資料」参照)。
詳細をよくお読みになったうえで、下記の演題申込用ウェブフォームから申込を行ってください。
申込フォームQRコード
1)演題申込用ウェブフォームから送信 ※入力途中で一時保存が可能です。
・申込送信完了時に自動で控えと案内メールが送信されますので、「[email protected]」のメールを受信できるように 設定しておいてください。
・本申込フォームは、セキリュティ機能SSLを採用している株式会社ソフトエイジェンシーの“Qooker(クッカー)”サービスを使用しており、本協会URLとは異なるアドレスへ飛びます。
なお、ウェブフォームからのお申込みが難しい方は、別紙1「演題申込用紙」に必要事項をご記入のうえ、第57回全国大会・第21回学術集会抄録集編集事務局まで郵送にて申込ください。
株式会社へるす出版 精神保健福祉士担当(中田、菅原)
〒164−0001 東京都中野区中野2−2−3
(電 話)03-3384-8155 (E-mail)[email protected]
公益社団法人日本精神保健福祉士協会 事務局 総務班
〒160−0015 東京都新宿区大京町23−3 四谷オーキッドビル7F
(電 話)03-5366-3152 (FAX)03-5366-2993
(E-mail)[email protected] (URL)https://www.jamhsw.or.jp/
第56回全国大会・第20回学術集会(北海道大会)では、大会史上初のオンライン開催となり「多様性社会の創造と挑戦〜伴に生きる精神保健福祉士〜」というテーマは、真の多様性社会を目指す我々精神保健福祉士の実践力を考える大会となりました。
そして、様々な困難を乗り越えた北海道大会の想いが込められた襷を引き継ぎ、2022年度、第57回全国大会・第21回学術集会を群馬県高崎市で開催させていただくこととなりました。
2020年度以降、世界は新型コロナウイルス感染症の拡大により、人々の生活に大きな波紋を広げました。それまで当然であった日常の交流にさえ疑心暗鬼となり、他者との距離を保つことで自身を護ろうとする意識は、絆や思いやりといった人間の価値はもとより、尊厳をも脅かすような事態を招いています。
生命や健康、職業や財産、人間関係などかげがえのないものの喪失は、これまでの生活環境を一変させ、自死率の増加を招いています(2020年)。ことに10代、20代の自死率が大きく上昇し、女性の自死数も2年ぶりに増加するなど、精神保健福祉分野において看過することのできない状況です。これに加え、多様性を認める動きを滞らせようとしかねない経済格差、人種差別、職業差別などが社会にまん延してきています。このように、人それぞれの個性、すなわち「自分らしさ」を発揮する機会や場所の喪失は、人々の生きづらさを助長するのではないかと危惧するとことです。
こういった深刻な社会の状況に対して、私たち精神保健福祉士は専門職として、いったい何が出来ているのか、あるいは出来ていないのかを、謙虚な気持ちで検証しなければいけないのではないでしょうか。そして、それに基づき私たち精神保健福祉士が自己改革を断行してこそ、初めて社会の変革者として働く機会を与えられるのではないかと考えます。
今大会のテーマは「七っ転び、八起き〜自分らしさを発揮できる社会を目指して〜」としました。地域社会にはメンタルヘルスに直結する課題が山積しておりますが、いつの時代も常に前向きに生きていこうというメッセージを込め、また、2年余りも続き、まだ先の見えないコロナ禍における人々の辛さや苦しみを皆で共有し、力を合わせて立ち上がっていこうという気持ちを込めています。全国の仲間たちが集い、語らい、新たなネットワークを形成することにより、精神保健福祉士としての専門性を高め、社会から真に必要とされる精神保健福祉士の実践に向けた有意義な大会にしたいと考えています。
「七っ転び、八起き〜自分らしさを発揮できる社会を目指して〜
2022/1/14現在