主 催:公益社団法人日本精神保健福祉士協会
企画・運営:公益社団法人日本精神保健福祉士協会 刑事司法精神保健福祉委員会

刑事司法精神保健福祉セミナー
「刑事司法における犯罪被害者、加害者の人権を思料する」

企画趣旨について

   

犯罪被害を受けた人(被害者)も、罪を犯した人(加害者)であっても、いずれも、生まれながらに普遍的な権利である人権を保障されています。しかし、犯罪被害者は、加害者から受けた直接的な被害により、精神的なショックを受け、日常生活への支障や経済的な負担の増加のみならず、プライバシーの侵害や、風評被害など、二重三重の人権侵害にさらされています。また、加害者については、「日本の法律は加害者に甘い」、「加害者の人権ばかり守って被害者の人権をないがしろにしている」などの声も聞かれる一方で、加害者の家族への攻撃や、出所者に対する偏見は根強く、住まいや就職先が見つからないなど、地域社会から排除され、様々な人権上の課題に直面しています。
 今回のセミナーでは、刑事司法領域における被害者、加害者双方の人権について考察し、精神保健福祉士がその権利を擁護するために何をなすべきか、その課題を明確にすることを目的としています。

開催日時・開催方法・プログラム

【開催日時】

 オンラインセミナー 2024年3月30日(土)13:00〜16:00
  1. e-ラーニング配信期間 2024年3月15日(金)〜30日(土)
  1. 「オンライン講義」及び「パネルディスカッション」のオンデマンド配信を開始しました。会員ページ(会員限定情報/パスワードあり)の「動画一覧」よりご視聴ください(2024年4月26日更新)。

【開催方法】

  1. Vimeo(予定)を利用したe-ラーニングとZOOMを利用したオンライン・セミナー

【プログラム】

日 時    内 容 
  【e-ラーニング(事前視聴)/Vimeo(予定)
3月15日(金)
〜30日(土)
60分 オンライン講義
「刑事司法における近時の「被害者支援」と「加害者支援」の動きについて(主に福祉的観点から)」


講師:西崎 勝則(刑事司法精神保健福祉委員会 助言者)
  【オンラインセミナー/ZOOMミーティング
3月30日(土)
13:00
 5分 開会・全体の企画趣旨

渡邉 洋祐(刑事司法精神保健福祉委員会 委員)
13:05 40分  パネルディスカッション
「被害者支援班の報告」


パネリスト:木本 克己(刑事司法精神保健福祉委員会 委員)
       坂本 理恵(刑事司法精神保健福祉委員会 委員)
コーディネーター:大岡 由佳(刑事司法精神保健福祉委員会 副委員長)
13:45 40分  パネルディスカッション
「加害者支援班の報告」


パネリスト:金子 宏明(刑事司法精神保健福祉委員会 委員)
        合田 舞香(刑事司法精神保健福祉委員会 委員)
コーディネーター:喜多見 達人(刑事司法精神保健福祉委員会 副委員長)
14:25 10分 休憩 
14:35 45分 グループワーク
15:20 30分 グループ発表
15:50 10分  全体まとめ

山田 真紀子(刑事司法精神保健福祉委員会 委員長) 
16:00   閉会

 ※プログラムは変更となる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

申し込み概要

【対象】

  1. 司法福祉、刑事司法に興味がある本協会構成員
  2. ※2024年3月15〜30日の間にe-ラーニングにて講義の事前視聴を行い、3月30日(土)のオンラインセミナーの全てのプログラムに参加可能な方

【定員】

  1. 80人 (先着順になります)

【参加費】

無料

【参加方法】

e-ラーニング(事前視聴)は、動画共有サイト「Vimeo」にてオンライン講義を視聴いただく予定です。オンラインセミナーは、WEB会議ツール「Zoom」を使用します。
お申し込み後の2024年3月15日(金)に、受講確定通知(セミナー案内)をメールします。セミナー案内に沿って、各自のインターネット環境にてご参加ください。
★オンラインセミナーのパネルディスカッションの後には、グループ分け(ブレイクアウトルーム)をして、参加者の皆さまでの意見交換の時間を設けます。

【お申込み方法】

  1. 1.下記専用WEBフォームからお申込みください。「構成員マイページ」へログインいただきます。その後のご案内のため、メールアドレスが必須です。フォーム送信後に自動送信される申込内容の控えは保存してください。WEBフォームから申込みいただけない方は事務局までご連絡をお願いします(※@jamhsw.or.jpのアドレスが受信できるように事前に設定しておいてください)。
  2. 2.定員に達した場合や確認等があった場合には、事務局よりメール又はお電話にてご連絡いたします。

【申込締切】

  1. 2024年3月14日(木) ※当日中にフォームより送信完了した方まで受け付けます。

【キャンセル】

  1. お申し込み後のキャンセルは、必ず事務局へご連絡ください。

参加申し込みWEBフォーム

  1. 定員に達したため参加申込は締め切りました。多数のお申し込み、ありがとうございました(2024年3月14日)。

※構成員マイページを含む本申込フォームのデータ通信には、SSLを用いた暗号化を行っています。

セミナー参加にあたってのお願い

  1. 1.参加にかかる通信料は参加者負担となります。
  2. 2.セミナー当日における参加者側のZoom接続不具合や通信トラブル等について、事務局では対応できません。
  3. 3.パネルディスカッション中は必ずビデオオフ、音声ミュートにてご参加ください。
  4. 4.パネルディスカッション終了後にグループワークを行うためにグループ分けを行います。グループワークに支障があるため極力途中退席はご遠慮ください。
  5. 5.グループワークの時間にはビデオ、音声をオンにしてご参加ください。
  6. 6.ご質問については、セミナー終了後にZoomのチャット機能で受付ますが、全てのご質問にお答えできない可能性もありますのでご了承ください。
      
  1. 7.参考までに以下のガイドラインを事前にお目通しください。
  2.   「生きづらさを抱えた人々の権利を守るためにSWができること『加害者(犯罪をした人)/被害者(犯罪被害にあった人)のこと知っていますか』(2020年3月31日発行)」 
  3. 8.以下の映画等も参考になりますので、お時間がありましたら、事前視聴をおすすめします。
作品名 公開年  内 容
すばらしき世界  映画(2020年) 人生の大半を裏社会と刑務所で過ごした男の再出発の日々を描く。Amazonプライムなど配信サイトなどで視聴可能(有料)
プリズン・サークル(PRISON CIRCLE)  映画(2020年) 島根県にある半官半民の刑務所で行われているTC(治療(回復)共同体)を追ったドキュメンタリー。自主上映会が各地で開催(多くが無料)
天使のナイフ  ドラマ(2015年)
小説(2005年)
少年犯罪における贖罪の意味を問う作品。
過去負う者   映画(2023年) 受刑者の採用を支援する実在の就職情報誌の活動をモチーフに、前科を持つ人々の社会復帰に横たわる問題を描いた社会派ドラマ。 上映はほとんど終了。今後サブスクなどでの配信に期待。
対峙  映画(2021年) 銃乱射事件の加害者被害者家族の対話を描くドラマ。

オンデマンド配信

会員ページ(会員限定情報/パスワードあり)の「動画一覧」より、「オンライン講義」及び「パネルディスカッション」の動画をご視聴いただけます。

問い合わせ先

公益社団法人日本精神保健福祉士協会 事務局(担当:小澤)
〒160-0015 東京都新宿区大京町23番地3 四谷オーキッドビル7階
TEL.03-5366-3152 FAX.03-5366-2993 E-mail:office @ jamhsw.or.jp


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